一般葬の概要やメリット・デメリットについて解説致します

「一般葬とは?」「一般葬ってどんな葬儀?」など、一般葬について疑問を抱えている方は少なくありません。
葬儀は頻繁に行うものではないため、一般葬について正しく理解していないのは珍しいことではありません。しかし、いざ葬儀を行うとなった場合、一般葬について正しく把握しておかないと、適切な葬儀を行うことができない可能性があります。
そこで、今回は一般葬の概要やメリット・デメリットについて解説します。
一般葬とは?
一般葬とは、日本の定番の葬儀の形式のことです。具体的には、「お通夜」「告別式」「会食」「火葬」などの工程があり、参列者全員で故人を偲びます。
参列者は、故人の家族や親戚、友人や仕事関係など、生前つながりがあった方などで、明確なルールはなく様々です。
一般葬の具体的な工程や細かい形式に関しては、地域によって異なったり、遺族の希望で形式が異なったりすることもありますが、故人を天国へ送り出すための大切な儀式であることに違いはありません。
一般葬のメリット
一般葬にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここからは、一般葬の具体的なメリットについてご紹介します。
多くの方に参列してもらえる
一般葬のメリットの一つが「多くの方に参列してもらえる」というものです。
多くの参列者と共に一緒に故人を偲ぶことができ、故人との最後の時間を多くの方が過ごせます。家族葬の場合は、規模が小さいため、参列できる方には限りがあるもの。故人に知人や友人が多い場合は、規模の大きい一般葬の方が適しているといえます。
「多くの方に故人を偲んでほしい」と考えるのであれば、一般葬での葬儀がおすすめです。
慣習に沿った儀式ができる
一般葬は、昔から守られてきた日本の文化の一つです。しきたりや慣習に対する意識が強い方であれば、一般葬のように慣習に沿った儀式ができる葬儀が適しています。
また、参列者の中には「しきたりに反するべきではない」と考えている方がいる場合もあるため、周囲の理解を得やすい形式として、一般葬が選ばれることも多いです。
一般葬のデメリット
魅力的なメリットが並ぶ一方で、いくつかデメリットもあります。
ここからは、一般葬のデメリットについて詳しくご紹介します。
家族葬よりも高額になりやすい
一般葬のデメリットとしてまず挙げられるのが「費用面」のデメリットです。
一般葬の場合、二日かけて儀式が執り行われるため、宿泊や二日分の会食費用が必要になります。また、葬儀の規模も大きくなりやすいため、大きな式場を借りたり、多くの参列者への返礼品を用意したりする必要もあります。
ちなみに、一般葬の費用相場は200~300万円であるため、予算と照らし合わせたうえで検討することが大切です。
参列者の対応が多い
一般葬の場合、参列者が数十人から数百人になることが少なくありません。遺族にとって、多くの方に参列してもらえるのは有り難いことですが、参列者の人数に比例して参列者への対応も増えることを頭に入れておく必要があります。
場合によっては、バタバタと忙しく過ごすことになる可能性もあるため、葬儀の際はどのように過ごしたいかを事前に考えておきましょう。
一般的な葬儀を行うなら「一般葬」が適切
一般的な葬儀を希望するのであれば「一般葬」が適切です。
現在、葬儀を検討中の方や、将来の葬儀について考えている方は、今回の記事を参考にしながら、適切な葬儀を決定しましょう。
こころセレモニーでは生前・事前のご相談も承っております。
葬儀に関してわからないことや不明な点など、どんなことでもお気軽にご相談ください。