友人のペットが亡くなったら?「ご冥福をお祈りします」は適切なのか

友人のペットが亡くなったとき、なんて声をかけるべきか悩んでしまう方は多いものです。
「ご冥福をお祈りします」で合っているのか、それともペットの場合は別の言葉をかけたほうが適切なのか、不安を感じてしまうでしょう。
そこで、今回は友人のペットが亡くなったとき「ご冥福をお祈りします」で合っているのか、について解説します。
友人のペットが亡くなったら「ご冥福をお祈りします」が適切
友人のペットが亡くなったら「ご冥福をお祈りします」という言葉は適切です。
ペットとはいえ、友人にとっては家族同様の存在。人間ではないからという理由で、別の言葉を使わなければならないといったルールはありません。
犬や猫、鳥など動物の種類は問わず、「ご冥福をお祈りします」と、人間と同じように言葉をかけてあげてください。
友人のペットが亡くなったときにかけてあげたい言葉
友人のペットが亡くなったとき、「ご冥福をお祈りします」以外にもかけてあげるべき言葉はたくさんあります。
ここからは、友人を元気づけたり、友人の悲しみに寄り添うような文例ついてご紹介します。
辛さ、寂しさに寄り添う言葉
友人のペットが亡くなったときには、辛さや寂しさに寄り添う言葉をかけてあげるのがおすすめです。
例えば「ずっと一緒に過ごしていたから辛いよね」「これから寂しくなるね」など、友人の抱えている気持ちに共感してあげるような言葉が良いでしょう。
とはいえ、大切なペットを失い、悲しみに暮れている最中ですので、あまりダラダラと長く寄り添うと、かえって友人の負担となってしまいます。
なるべく短めに切り上げて、友人がペットの死と向きあう時間もあげましょう。
ペットの気持ちを汲み取る言葉
友人のペットが亡くなった際には、ペットの気持ちを汲み取る言葉をかけてあげることも大切です。
「きっとペットも幸せだったと思うよ」「こんなに大切に育てられたペットって他にはいないと思うよ」など、ペットの言葉を代弁するようなお悔やみが良いでしょう。
ペットを失って悲しんでいる友人も、きっと救われた気持ちになるはずです。
無理に励ます言葉はNG
「元気を出しなよ」「いつまでもクヨクヨしていてもしょうがないよ」など、無理に励ますような言葉は不適切です。
ペットを失って悲しい中、そんなに簡単に気持ちを切り替えられる方はいません。
心の傷を癒すには時間が必要ですので、無理な励ましはやめておきましょう。
お悔やみはメールで伝えてもいいの?
友人のペットが亡くなったとき、お悔やみはメールやラインで伝えても問題はありません。
そもそも、ペットの訃報自体、メールやラインで受け取ることがほとんどでしょう。人間とは異なり、ペットの死に対するマナーはそこまで厳しくありませんので、メールやラインを使ってお悔やみを伝えてもOKです。
友人のペットが亡くなったら「ご冥福をお祈りします」を伝えよう
今回は友人のペットが亡くなったときの言葉かけについてご紹介しました。
ご紹介した通り、友人のペットが亡くなったときも、人間同様に「ご冥福をお祈りします」の文言で問題はありません。ただし、なるべく+αとして、さらに友人の気持ちに寄り添うようなお悔やみや、ペットの想いを代弁するようなお悔やみも付け加えてあげると、友人も救われた気持ちになるでしょう。
もし、友人からペットの訃報に関する連絡を受け取ったら、今回ご紹介した内容を参考にしながら、適切にお悔やみを伝えてあげてください。
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